振り返り
今週は週後半にかけてリスクオンへと向かいました
為替は先週入った欧州通貨買い戻しの調整というイメージで
ドルと円が買い戻される中、方向性の欠ける展開となりました
ビットコインは
昨夜から本日の朝にかけて40%もの急騰を見せ(7,500$→10,500$)
仮想通貨市場の恐ろしさを改めて実感させられる値動きとなっていますw

ファンダメンタルズ
来週の経済指標
来週は週後半にかけて
米国&日本の政策金利発表や米雇用統計などが予定されており
激しい値動きとなる展開が予想されます
10/31日にはBrexitの期限が迫っており引き続き警戒が必要です↓
・10/31までに合意なき離脱は行われない
・10/28に英国総選挙の是非を採決する
・EUは離脱延期を原則認めている (期間は29日に決定)
・ジョンソン英首相は12月に総選挙を提案している

COT report
今回のレポートは
- 米小売売上高の悪化(-0.3%)(16日)
- EU首脳会議(17-18日)
- 中国 国内総生産(18日)(GDP)の悪化(結果6.0%予想6.1%)
- 英議会でEU離脱案の採決見送り(19日)
- 英議会による離脱法案の審議日程案を否決(23日)
以上の内容を織り込んだ内容です
- ECB消化(金利据え置き)
- ペンス米副大統領の中国に対する演説
- 米中閣僚級電話協議の進展を受けてのリスクオン
↑消化後のポジションは次週に持ち越しとなります
金利動向
FedWatchを参考に金利市場をみると
年内に後1回の利下げが織り込まれています(150-170)
投機筋のポジションは
・2年
レバレッジファンド:売り継続(買い解消+新規売り)
アセットマネージャー:買い加速+新規売り
・10年
レバレッジファンド:方向感に欠ける(一様売り解消)
アセットマネージャー:新規買い+新規売り
となっており
ファンドは短いところから金利上昇サイドにポジションを傾けてきています
来週30日のFOMCの結果をタカ派に市場が受け止めれば
ドルが大きく買い戻される展開が予想されます
タイミングで見ても
–Buy the rumor, sell the fact (噂で買って事実で売る)の動きに注意です
(株高に調整が入るか?)





為替(ドル ユーロ 円)
ドル円
投機筋のポジションでは
アセットマネージャーの円売りが目立ち
全体を通してみても円売りの傾向となっています
ネットベースでも円売りに傾いておりトレーダー数ともリンクしています
テクニカル的にも
来週は109円突破を試しにいきそうな動きとなっています


ユーロドル
ユーロが買い戻されている動きが目立ちます
レバレッジファンド→ユーロ売り解消(残り13万枚の売玉 )
アセットマネージャー→新規ユーロ買い
レポート内容を基に考察すると
ユーロ>ドル>円という力関係になっており
個人的にはユーロ/円のロングを狙っていこうと考えています
Brexitの行方には目が離せません👀


コモディティ(金 原油)
原油
今週は、
EIA在庫統計の減少(6週ぶり)をきっかけに55$を突破していきました
直近のポジション動向では
55$から新規売りが入ってきていた為Sが踏みあげられた形となりました
外部環境は強いと思っているので
引き続き上目線で拾っていこうと思います
・株高
・OPECによる減産
・米中貿易戦争の進展
・過去在庫水準比、等
・原油在庫(100万バレル)
-1.69(前9.28 予1.72)
・ディスティレート在庫
-2.71(前-3.82 予-2.70)
・ガソリン在庫
-3.10(前-2.56 予-2.29)


GOLD
25日に株価が高騰する中で
テクニカル的要因から独自の動きを見せ買われたGOLDですが
上値は重く、Lの利確&新規売りに押され跳ね返される展開となりました
(感覚的には直近のSが刈られたイメージ)
自分は株価が弱含みを見せないと
すぐに高値を目指せる環境にはいないと思っています
・金利下げ止まり
・円売りの動き
・重いネットポジション
基本的にレンジを想定しているので
中途半端な位置では手を出さず様子見でいこうと思います

ビットコイン
今週はハッシュレートが最高値を更新し、難易度調整も5.25%のプラスとなりました
そんな中、10/25日~26日にかけて
壮大なSカバーを巻き込みながら40%もの急騰を見せました
個人的には、
ファンダメンタルも大衆心理もクソもなく一部の大口orマイナーによる仕掛けと思っています
ここからの値動きは全く予想がつきませんw




来週も楽しんでいきましょう
END