Weekly report-19-12-7-米中に対する楽観視に修正-

2019年も12月に入り、気付けば第1週目が終わろうとしています

市場は米中合意に関するヘッドラインニュースに振り回されている中いよいよ対中関税第4弾の発動期限となる12/15(日)が近づいてきました

レビュー

2日(月)

中国製造業PMI  50.2 exp49.5
中国非製造業PMI  54.4 exp53.1

米ISM製造業 48.1 exp49.2

トランプ→ブラジルとアルゼンチンに鉄鋼&アルミニウムの関税発表

ロス米商務長官
中国と15日までに合意できなければトランプ大統領は関税を引き上げる

米市場がオープンすると株価は下落で反応
ISMの悪化を受けドル売り

3日(火)

トランプ「中国との貿易合意に期限はない、大統領選挙後の方が良いかもしれない
債券買いを伴ったリスクオフ
ダウ平均は1%の下落、USDJPYは109.20-108.50へ下落

4日(水)

前日のリスクオフの流れを引き継ぐ中、
夕方にブルームバーグから米中合意に関する前向きな報道が出ると反発

・米ADP +6万7000 exp14万
米非ISM製造業 53.9 exp54.5

注目経済指標が下振れるも市場の反応は限定的

5日(木)

材料難により小幅な値動き

6日(金)

米雇用統計は予想を大きく上回る力強い結果 26.6万人 exp18万人

原油は、OPEC+でサウジアラビアの自発的減産を受け60$まで上昇
合計で減産規模は210万バレルとなり、すべての市場予測を上回った
サウジアラムコのIPOは1兆7000億ドル評価

 

COTレポート

今回のCOTレポートで注目される点は、

  • 原油 58.1から55.0への大幅下落(OPEC総会で追加減産が検討される可能性 )
  • 米ISM製造業の悪化(48.1)
  • ロス米商務長官「中国と15日までに合意できなければトランプ大統領は関税を引き上げる」発言によるリスクオフ
  • トランプ「中国との貿易合意に期限はない、大統領選挙後の方が良いかもしれない」 発言

となっており、主に米中合意に対する楽観視に調整が入った内容となっています

次回、注目される点は以下となります

  • 米重要経済指標消化後の動き(ISM,ADP、雇用統計)

 

来週は米10年債入札、イギリス総選挙、FOMC、日銀短観などイベントが盛りだくさんです
特に、12/15日に予定されている対中関税第4弾発動の動きには警戒が必要です
エコノミストの分析では、発動見送りがの濃厚となっていますが、どちらにせよ市場が大きく動くことが予測されるため、LC注文は近めに入れる方が良いと思います

  

為替

今週は米中合意延期の可能性を受け調整が入り、ドルの下落が目立った1週間でした
週末には米雇用統計の好感を受け、ドルに買い戻しが入る中、不気味にも円の強さも目立ち、ドル円は雇用統計の上昇を打ち消した展開となりました

ドル円内部の動きでは、新規買い+新規売りとなっており意見の分かれる内容となっています

来週は、なんといっても15日(日)に予定されている、対中関税第4弾の発動に向け、大きい動きがありそうです
第4弾は中国製品1600億ドル(約17兆4000億円)分に15%の追加関税をかける内容となっており、
個人の消費に直接影響を与えると言われています(スマホ、PC、衣服、おもちゃなどを含む)
来年に、大統領選挙を控えているので、消費を冷え込まさせる事は避けたいだろうと言われていますが、
もし、関税が発動されるようなら、全力でリスクオフにポジションを傾けようと思っています(株価売り、GOLD買い、円買い)
市場の読み通り、関税が見送られる展開になっても、ある程度織り込まれている為、利確売り (Sell The Fact)の動きにも注意が必要なのでは?と思っています

 

Mataf

 

コモディティ

GOLDはリスクオフの流れを受け1484まで上昇するも、
市場の注目が集まる1480(サポートされた後LCが大きく入った水準)で跳ね返される展開となりました
COTレポートの内容は、新規買い+買い戻しとなっていますが、週末の雇用統計で大きく売られている為、次回の動きにも注目です
1450の水準ではドテン買いの動きもみられているため、売りの深追いは避けた方が良さそうです

 

原油は先週の大幅な下落を打ち消す上昇となり、まさに原油という値動きでした
注目されたOPEC+総会では、サウジアラビアの自発的減産を受け60$まで上昇しました
CTAの動きは、買い解消+新規売りとなっています
しかし、OPEC総会で大きく動いているため、次回の内容に注目が集まります

株高+緩和マネーという観点から見ると足元は堅いと思われますが、
OPEC総会消化、テクニカルでレンジの上値圏など難しい展開となっています

EIA在庫は予想を超える減少となり価格のサポート要因になりました -4.856M exp-1.734M

 

 

 

来週も楽しんでいきましょう

 

 

END