Weekly report-19-11-02—金融市場はリスクオンへ—

振り返り

今週は

  • Brexitの延期(12月総選挙)
  • 米&日 政策金利の発表
  • 米中合意文書の署名懸念
  • 米雇用統計&ISM製造業
  • 米中「意見の一致」による株高

などの影響から週後半にかけ慌ただしい展開になりました

結果として
株高、GOLD高、ドル売りの流れとなり
利下げを伴ったリスクオンへ向かいました

市場はFOMCを

  • フォワードガイダンス
    →タカ派
  • 記者会見
    →ハト派

と受け止め、最終的に株価が上昇しました(USDの動きから判断)

 

Mataf
https://www.tradingview.com/x/PY3nPdF2/

ファンダメンタルズ

           来週の重要経済指標

Investing.com

 

来週はドイツの製造業、アメリカの非製造業 の動きに注目が集まります

注目↓

  • 目先リスクが後退したBrexit
    (総選挙へ向けた動きに注目)
  • 米中貿易戦争
    制裁関税第4弾の発動 (12/15)の行方に左右される
    APEC断念を受け会談場所の決定を待つ
    展開が読めないのでその都度対応が必要

COT report

今回のレポートでは

  • ECB消化(24)
  • ペンス米副大統領の中国に対する演説(24)
  • 先週金曜日(25)にあった米中閣僚級電話協議での進展
  • IS最高指導者の殺害(27)
  • 英国12月総選挙の支持(29)

以上の内容を織り込んだ内容です

 

  • 米Q3-GDP速報値(30)
  • チリAPEC開催断念(30)
  • FOMC(30)
  • 日銀政策金利発表(金利据え置き)(31)
  • 米雇用統計(1)
  • ISM製造業(1)
  • 米中「意見の一致」(1)

↑消化後のポジション動向は
次週に持ち越しとなり次回のレポート内容に注目が集まります

 

金利動向

10/30のFOMCでは市場の予想通り
FF金利は 0.25point 引き下げられ、1.50-1.75point に設定されました

これで金利引き下げは3会合連続 となりました

パウエル議長は
現行の政策スタンスは適切であり続ける可能性が高いとの見解を示しており

FedWatchをみると次のFOMC( 12/11~)では90%の確率で利下げ据え置きを織り込んでいます

 

 

 

アセットマネーシャーの米2年国債ポジション動向を見ると

売りポジションの増加が目立ちます(国債価格下落→金利上昇)

 

米02年国債ポジション

※売りポジション反転

しかし、トレーダー数を見ると
売り手に大きい変化は見られず一部の参加者が売り増していることが分かります

その一方で、買い手に回る参加者が増えており
市場のセンチメントとしては国債買い=金利低下と考えるのが自然ではないでしょうか?

 

米02年債トレーダー数

UDS/JPY

 

USD/JPY

米政策金利発表時に買い戻され
一時的に109.30まで上昇しましたが、
その後の記者会見がハト派に受け取られ押し返されました

そして日銀が政策金利の据え置きを発表すると円が買い戻されました
(ブルームバーグの調査では3割程度利下げが織り込まれていた)

そんな中、米中合意文書署名懸念のニュースが報道されると一気に円の買い戻しが進み107.90まで下落しました

11/1には米雇用統計、ISM製造業が強弱入り混じる結果となりましたが
米中「意見の一致」のニュースが報道されると株価が上昇しリスク後退から円が売られ、相対的にドル円は上昇しました

 

ポジショントレーダー

ポジション動向では
投機筋による円買い解消の動きが目立っておりサポート要因となっています

米中貿易戦争の動きに振り回されるヘッドライン相場ですが圧力としては上昇にバイアスが働くと考えています

EUR/USD

 

EUR/USD

ユーロは投機筋による「売り解消」と「新規買い」の流れが続いています

Brexitの影響を受ける中、10/31を通過し
ひとまず目先リスクの合意なき離脱は後退しました

来週はイギリスの重要経済指標が多数発表されるため警戒が必要です

 

ポジショントレーダー

※売りポジション反転

原油

 

USOIL

投機筋のポジション動向では
マネーマネージャーによる売りの解消が目立ちます

11/3にはサウジアラムコのIPOが正式に発表されます

個人的には
株高がサポート要因になると見ていますが
在庫高の影響もあり、落ちるなら拾ってみるというスタンスです
(あくまでレンジ)

 

WTIの中期見通しが東レ研究所さんから発表されていたので紹介しときます↓


・当面は原油価格はレンジ内で推移すると考えられる
・OPECなど主要産油国の減産協調
・脱化石燃料の影響
・パリ協定による影響
・2019年2月に発表された通しでは原油需要は2035 年まで増加
・中期的に原油需給がひっ迫する可能性は十分存在している

東レ経営研究所よる最新レポート

ポジショントレーダー

※売りポジション反転

今週のEIA雇用統計は

原油在庫 5.70(前回:-1.69 予想:0.49)
ディスティレート在庫 -1.03(前回:-2.71 予想:-2.33)
ガソリン在庫 -3.03(前回:-3.10 予想:-2.18)

↑となり、原油の在庫増しが目立ちました

 

 

GOLD

 

GOLD
GOLD VS 米10年国債利回り

上昇トレンドの中での横横調整と値動き的には強気のGOLD

個人的には、
株価がこけるか金利がもう一段下がらないと
最高値を超えていくのは難しいと考えています

今回はレンジを想定して(1530-1470)逆張りで入りたいと思います

焦らず基本様子見でOKかなとゆう感じです☺︎

 

ポジション&トレーダー

 

まとめ

基本的には金利低下+株高が影響し
リスクオンへと向かっていくのではないかと思います

目先リスクはひとまず後退し(Brexit)
市場の注目は米中貿易戦争へ向かっています(12/15の~関税発動など)

ヘッドラインニュースに警戒しつつ
円売り&株価買いでついていこうと考えています

 

来週も楽しんでいきましょう☺︎

 

 

END