ドル円の相場分析

FX

今回はドル円の考察をまとめてみました!それでは、さっそく見ていきましょう!

ファンダメンタルズ

騰落率

ドル円の月間騰落率を見てみましょう!為替市場では、”8月は円高になりやすい!”とよく言われていますが、実際はどうなのでしょうか?結果は見ての通り、円高に推移する傾向があります。しかし、今年はコロナのパンデミックにより、世界の資金フローが例年通りにはいかない事が予想されるので、過信は禁物です。第一商品さんのHPには、他にも様々な情報が掲載されているので参考にしてみて下さい!

1998年~2020年 ドル円騰落率

金利差

ドルと円の10年国債利回りの差を見てみましょう。金利差だけを見ると円がこれから強含みそうな展開となっています。これはコロナのパンデミックを受けてドルの金利が下がった為です。円はパンデミックの前から金利がゼロだったので、相対的に強含まざるを得なかったと言うことができます。

ドル円 vs 10年国債利回り差

先物ポジション

先物のポジション動向を見ていきましょう!

JPY先物の取組高をみると、107円辺りから増加しており、新規売りを伴った強い下落となっています。下落前の水準である107円のポイントが、レジスタンスとして市場で意識されそうです!

投機家のポジション動向では、全体的に円買いの傾向となっており、現在の価格推移とリンクしています。大衆心理は円買いに傾ていることが見受けられます。その中でも、機関投資家と小口の円買いが目立っています。小口だけが突出してるのであれば、反対売買が入りやすいのですが、今回は機関投資家も円を買ってきているので、どうなるのでしょうかw
単純に”ドル円”と”NETポジション”をヒストリカルで比べると、ドル円はここから下を掘っていきそうに見えます

ドルインデックスにおけるレバファンの動向でも、96辺りで買いポジションが捕まっており、上値が重たくなりそうなイメージです。

以下のグラフを参考にしてみて下さい^^

JPY 取組高(オプションを除く)

JPY レバレッジファンドの動向

ドルインデックス レバレッジファンドの動向

JPY ディーラーの動向

機関投資家の動向

レバレッジファンドの動向

小口の動向

機関投資家&レバレッジファンドのトレーダー数

テクニカル

チャート

次はテクニカルで値動きを見ていきます。

ドル円は、107円の保ちあいを下抜けた後、104円まで下落しました。しかし、8月1日の月初めに大きいドル買いが入り、下ヒゲを主伴った大陽線が形成され、市場の雰囲気がガラっと変わったことが見受けられます。

しかし、100日EMAや一目均衡表を見ると、上値は重そうに見えます。中でも、レジスタンスとして意識されそうなポイントは、保ちあいやボリンジャーバンドのσ2を突き抜けた時の起点である107円辺りでしょう。

USD/JPY 日足

USD/JPY 100日EMA

ボリンジャーバンド(σ2)&RSI

USD/JPY 一目均衡表

インプライド・ボラティリティ(IV)

続いてインプライド・ボラティリティを計算してみます。

インプライド・ボラティリティ(IV)とは何なのか?簡単にゆうと、標準偏差にもとづいて、市場参加者が予想している、将来の変動率を%で表わしたものです。この値は、オプション市場のプレミアムを用いて計算されており「予想変動率」とも呼ばれています。この値が高い場合、市場参加者が大きい値動きを予測していることを意味し、将来の先行きが不透明だという事になります。特にVIX指数などが有名で注目されています。

さて、USD/JPY 1M のIVは7.05%となっています。
つまり、1年間で上下7.05%の変動を68%(σ1)の確率で予測していると言う事になります。現在のドル円が105.69円なので、約745ポイントですね!
しかし、1年の予想変動幅が分かったところで、短期取引に役立ちそうにもありません。よって、これを1日の値幅に直しましょう!方法は、1年間の営業日数である250日の平方根で割るだけです。√250=約16なので、745÷16=46.5となります。この46.5pipsが1日に市場で予測されている変動幅ということになります。

個人的には、このIVを見ながら売り指値を入れていっても良いのではないか?と考えています。

ATM VOLATILITIES

USD/JPY 4時間足 インプライドボラティリティ幅

まとめ

以上、ドル円のファンダメンタルズとテクニカルを見てきましたが、個人的には下目線でトレーダーしていこうと思います。まずは107円を背に売ってみようかな?という感じです。最後に、ドル円を売っていく理由を箇条書きで書き出しておきます!

  • 10年国債利回りの差
  • 先物市場での円買い傾向
  • テクニカル的に上値が重い

他にも色々と理由はありますが、時にはシンプルに考えることも大切だと思いますwまあ、いくら上下の予想をしても、誰にも分らないので意味はないのですが……はやくより多くの知識を身につけて、アウトライトの取引を止めたいものですw相場で生き残っていく為には、まず値動きの予想を止める事から始めないといけません。理論に基づいたトレードを心がけていきたいものですね^^

END