今回はニュージーランドドルの分析記事です
自分はNZDに買い戻しが入るだろうと考えています☺︎
COTレポートの動向
NZD/USD 3日足
投機筋(NonCommercial)のポジションは大きく売りに偏っています(過去最高レベル)
ネットポジション(買 - 売)とトレーダー数を比較すると
前回よりも一部の投機筋が大きくポジションを積んでいる事が分かります
未決済建玉も過去最高レベルまで積まれており買い戻しが意識されそうです
テクニカルで見ても
2015年9月につけた底値(0.620NZD)で買い戻しが入っており、ダブルボトム形成が意識されています
NZD/USD 週足
金利差
NZD金利からUSD金利を引くと
マイナスになり米国の方が金利は高い水準にあります
しかし、過去の金利差推移と比較すると
価格とのダイバージェンス(逆行)が起きています
単純に過去の水準と比べるなら
0.680NZD近辺まで買い戻しが入る可能性があります
引き続き各国の金利動向に注目です
- ニュージーランド
NZ中銀副総裁 追加利下げを示唆 - アメリカ
FRB 分かれる政策判断
NZD/USD金利スワップ
フォンテラGDT Price Index
フォンテラGDT Price Index ( Global Dairy Trade )⇒ 乳製品の国際入札品価格(ニュージーランドの乳製品輸出価格)
ニュージーランドは酪農大国で輸出の25%を乳製品が占めています
その乳製品の価格動向とNZDには強い相関関係があります
2019年10月現在、GDT価格は安定して推移しておりNZDの下値をサポートしています
GDT Price推移

まとめ
- 投機筋のポジションは売りに大きく偏っている
- 未決済建玉が過去最高レベル
- テクニカル的に買い戻しが入りやすい
- 金利差は拡大していない
- GDT Priceは安定している
以上の点から自分は一度買い戻しが入るだろうと考えています
テクニカルで見て入りやすいところは積極的に拾っていこうと思います
END