こんばんは
今回はビットコイン(BTC)をトレードする上で見ておいた方が良いと思う事を4つ紹介します
- ハッシュレートの推移
- 取引所におけるBTC流入量
- 既存市場との相関(金 NYダウ)
- BitMEX内部推移(OI Funding rate)
ハッシュレートの推移
ハッシュレート(HR)とは、マイニングで1秒間に行われる計算能力のことです
計算能力上昇=セキュリティー向上→ハッキングに強くなる
この計算には電力を消費するので、電力消費量=BTC価値の裏付けとみることができます
つまり、HRが上昇するとBTCの底値を押し上げる傾向があります
こうみると、いかに2017年が過熱していたか分かりますw

https://www.tradingview.com/x/SFBrjN9p/
取引所におけるBTC流入量
グラフはBINANCEのBTC入出金量とBTC価格を比較したものです
BINANCEは、現在 世界最大規模の仮想通貨(暗号通貨)取引所となっています(現物)

これをみると、BTCが取引所に送金される =売るためと判断できます
高値圏での大量入金には注意が必要です
↓グラフはこのサイトを参考に作成しました
https://www.tokenanalyst.io/exchange/btc/binance
既存市場との相関(金 NYダウ)
BTC価格が低迷していた時は、既存市場(株式 債券 為替 商品)との相関は、ほぼ見られませんでした
しかし、BTCが6,000$を超えた辺りから、既存市場と連動して動くようになりました

https://www.tradingview.com/x/ewVco77m/
これは、既存市場からの資金流入&新規プレイヤーの参加によるものだと思います
現在、BTCはリスクオフ資産に位置づけされており、世界情勢が不安定になると、買われる傾向にあります
最近では、 『米中貿易戦争』『中国通貨安(元)』 『EU離脱 』『世界的金融緩和 』などの影響で、BTCに多くの資金が流入してきています
BitMEX内部推移(OI funding)
BitMEXはBTCの取引量が一番多い取引所(index)です
そのため、多くのプレイヤーが内部動向に注目します
MEXでは、index価格をもとに形成されたデリバティブ商品『XBT』が取引されています
BXBT=Bitstamp、Coinbase Pro、Kraken 3取引所のBTC価格を参考に構成
未決済ポジション(Open Interest )
OIを分析することで、『買い』と『売り』どちらが含み損を抱えているか判断できます
また、OIが多く溜まると値動きが大きく動きます
例)『売り手』の損切+『新規買い』=価格急騰
Funding rate
MEXでは、保有ポジションに対して、8時間毎に金利の支払い&受け取りが発生します
この金利は、XBT/USD価格がindex価格から離れれば離れる程、大きくなります(max∓0.375%)
この金利の大きさを分析することで、相場の過熱度を測る事ができます
相場が短期間に過熱し過ぎると、待っているのはクラッシュです

https://www.tradingview.com/x/1MydA9Ji/
まとめ
以上となります
最低でもこの4項目は、考慮しながらトレードした方が良さそうです
・HR増加→裏付け価値の増加
・取引所へのBTC流入→売り圧力
・既存市場とのバランス(特に金利)
・BitMEXのポジションバランス(どちらが不利になっていっているか)
特にMEXのFuding Rateには注目です
プラスに偏る→投機ポジションの買い過熱or現物の売りさばき(需要低下)
マイナスに偏る→投機ポジションの売り過熱or現物の買い需要UP
BTC情報アラートでは、このような情報を配信してくれています
正直、仮想通貨市場は規模が小さく、大口の影響を受けやすいので難しいですが、癖があるので何とかなりそうですね
トレードを楽しんでいきましょう
END