銅(Copper)の価格分析~年末に向け買い戻しが入るか?

  • 2019-10-11
  • 2020-08-12
  • 商品

今回は銅についての記事です
自分は年末へ向け銅に買い圧力が働くと思っています

銅の特徴

産業用金属として使われる銅は 、
景気の先行き指数とされており、
景気を見る上でDoctor Copperと呼ばれているぐらい重視されています

特に中国景気と強い相関性があり
世界消費の5割を中国が占めています

 

世界 銅 消費量

引用:JOGMEC

 

世界 銅地金 生産量

引用:JOGMEC

※銅鉱石ではなく地金

 

銅の価格推移($)

Copeer/USD(週足)

 

中国の経済政策

中国は景気下支え策として、インフラ投資の拡大を進める方針です
その中で電線投資に銅が多く使われます
この電線投資は年末に向け加速する傾向があり、丁度これから需要の増加が見込まれます

中国電線向け投資レンジ

引用;モーサテ(新村直弘)


それを踏まえ
在庫の推移 & 投機筋の動向を見ていきます

 

在庫推移


LME在庫推移(5年間)

KITCO


2018年中頃から全体的に積み上がりが目立っており
米中貿易摩擦の影響も受け需要が減少している事が分かります


直近の推移では8月から減少が始まっています

KITCO

 

投機筋ポジション

投機筋ポジション動向(COTレポート)

投機筋ポジション動向

 

投機筋のポジション動向は売りに偏っています
(約8,000億円の売玉)
 
この売りは将来的に買い戻し圧力として作用します
(投機筋は現物を保有していない為)

 

年末に向けポジション整理が意識されるのは

  • 11/15 -ファンド45日ルール( 一般的に)
  • 12/20 -クリスマス休暇

この辺りです

 

まとめ

  1. 年末に向け需要の増加が見込める
  2. 在庫は減少し始めている
  3. 年末を意識したポジション調整
  4. 金融緩和の流れ(メタルへ資金流入)

このような要素から
自分は買い戻し圧力が働きやすいのではないか?と思っています


これはあくまで一時的なもので
長期で見ると中国景気減速をはじめ、価格が下がると見ている参加者が多いように感じます

 

 

END