2019年も9月が終わり第三四半期(下半期)の始まりです☺︎
今回は主観的な市場分析をまとめてみました
注目ファンダ
まずは、注目度の高いファンダメンタルから
- 10/1~日本消費税増税
軽減税率やポイント還元などの導入で駆け込み需要による反動は少ないか?
相場への影響は過去3回とも一貫性が無く不透明
- トランプ弾劾
来年の米選挙に向けた足の引っ張り合い
弾劾は下院で過半数、上院で3/2の承認が必要なため可能性は低い
- 米中貿易戦争
10/10にDCで米中閣僚級協議が開催される
緩和傾向にあるが見通しがつかないのでトランプのツイートを要チェック
- EU離脱
10/31に離脱期限を迎える
10/17~18に開かれるEU首脳会議で合意できるか?
できなければ3ヵ月離脱延期を要求(ここで総選挙の可能性)
ブラックスワンに備えよ
- アメリカvsイラン
イランによるサウジアラビア石油施設攻撃を受け緊張が高まった
軍事衝突となればリスクオフへ
- 中国 国慶節&香港デモ
香港デモが収束しない中で建国記念日を迎える
デモ活動の激化に注意
消化後にビットコインへ中国資金が戻る傾向あり
金利の動向
現在、全世界が米中貿易戦争などの影響を受け
利下げ(金融緩和)する流れが継続しています
各国10年国債利回り

このチャートで分かる通り
ドルの金利が一番高く 円、ユーロの金利はマイナス推移となっています
では、金利は何処まで下がり続けるのでしょうか?
CME-Fed Watch (December)

CMEのFed Watchを見てみると
市場は年内あと1回の利下げを織り込んでいます
続いてCOTレポートを参考に
米国債のポジション動向を見てみましょう
米2年国債

米10年国債

この推移を見ると2年、10年ともに
アセットマネージャーは米国債のロング(買)解消に向かっています
(上半期終了におけるポジション調整の影響あり)
つまり、『この辺りからFedによる利下げは終了へと向かうだろう』
と分析しポジションを傾けていっているのではないでしょうか?(長期的目線)
※アセットマネージャー→年金基金を含む機関投資家参照(P.2)
※国債買い→金利低下
国債売り→金利上昇
為替の動向(ドル ユーロ 円)
為替市場では様々なリスクが飛び交う中、世界的金融緩和の影響を受け
主要国の中で一番金利の高いドルに資金が集中しています
ドルインデックス

トランプがドル高を牽制するにも関わらず
インデックス価格は、100のサイコロジカルのライン目前まで上昇してきており
ドルの強さ(需要)が目立っています
もうはまだなり、まだはもうなり
というように
100まできたからもう上がらないだろうと考えるよりも
それほど、このドル需要が強いと考える方が自然ではないでしょうか?
続いて、ドル円&ユーロドルの値動きと
投機筋のポジション動向のチャートです
ドル円

ユーロドル

まず、ポジションのネット(買-売)をみてみると
どちらかに大きく偏っているわけでもなく身軽な状態となています
ポジション動向では
ユーロ売りが継続し、円買い解消の動きがみられます
個人的には、ドル高が継続することを見込んで
経済指数の悪化やBrexit問題を抱えているユーロを積極的に売っていこうと思います
さいごに
あっという間に9月も終わり10月ですね
投機筋のポジションは『解消』→『構築』へ向かいます
最近はトランプの発言に一喜一憂するメンヘラ相場ですが
トレードを楽しんでいきましょう☺︎☺︎
END