「沈黙の春」の紹介と感想

  • 2019-09-28
  • 2020-08-31
  • Books

 今回は「沈黙の春」を読んだ感想を書いてみました☺︎

沈黙の春

出版:1962年
著者 :レイチェル・カーソン(生物学者)

当時あまり意識されていなかった環境破壊について世界中の人々が考え直すきっかけとなり、農薬や殺虫剤などに含まれる化学物質(DDT)などが、生態系や人体に及ぼす悪影響を書いた書籍 。世界中で有名な書籍となり、日本では1964年に出版された

 

明日のための寓話
春がきたというのに自然は黙りこくっている
森からは鳥たちが消え、川からは魚たちが消えた
牛や羊は病気になり死んでゆく
何処へいっても死の影
全ては我々がまねいた禍である

将来、このような春が訪れるかもしれません 、、

この本を読んで、我々を育んでくれた母親は地球であり、我々も自然の一部であるということを、改めて考え直すきっかけとなりました。

しかし、我々はわずかな間に恐るべき力を手に入れ、とてつもない速さで 自然を破壊していっている。自然を破壊することは簡単だが、生物たちが自然環境を回復させられる力はごく小さいものである。

 こういったことも、少しながら理解できました。

 他にも書かれている例を挙げると、、

米国でよく使われていた 害虫を殺すためのスプレー(化学薬品)は『殺虫剤』ではなく『殺生剤』であり、虫だけでなく生きている者を殺し、土壌や水までも汚染してしまう 。そのうえ、人間には無害といわれて使用されていた 。

農場では、化学薬品を使い一部の害虫を殺すことにより、他の害虫が大量に発生してしまうと言う事が繰り返され、化学戦が勝利に終わったことは一度もなかった。重要なのは『科学的コントロール』ではなく『生物学的コントロール』である。むやみやたらとスプレーを撒いても思うようにはいかない。

などなど、、後半部分では放射線についても書かれており、

人類全体を考えた時に、個人の生命よりもはるかに大切な財産は遺伝子であり
それにより私たちは過去と未来とで繋がっている。放射線を浴びた細胞(遺伝子)は、正常に分裂できなくなったり、染色体の構造が変化することがあり、敏感な細胞は即座に死滅するか数年経つうちに癌細胞になる 。

生命の世界は精巧で、想像できないぐらい長く続いており(何億年)、それは代々 遺伝情報が信じられないぐらいの正確さで世代から世代へ受け継がれてるからである。

こういった内容の話が他にもたくさん書かれています。

  • 人類として考えると、狩猟時代と現代とではどちらが良かったのか?
  • GDPを高める事だけが重要なのか?
  • 地球温暖化の行方は?
  • 人類はこれからどこへ向かおうとしているのか?

 

長い間 我々が旅してきた道のり その行き着く先は災いであり破滅である